そよ風にユラユラと揺られ
一夜の戯れのように
うたた寝をしているかのような月日
気がつけば
小さく大きな生命を抱え…
鼓動が音楽を奏で…
雨の日
雪の日
風の日
晴れの日
嵐の日
幾度も泣き
幾度も笑い
春は寒く
秋は暑く
空を見上げては泣き笑い
星を見上げては泣き笑い
小さな木がやがて大樹に育ち
大地へ
大空へ
大海原へ
それぞれに
キラキラと輝きながら飛び出していく
それでいいんだよ
それでいいんだ
大きく翼を広げ高く飛び立ちなさい
ミライへの翼…
気高く誇り高き魂を持て
我が子よ
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